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身体に良くて、美味しい発酵食品。へしこって、どんな食べ物?

若狭地方には、へしこという伝統的な郷土料理があります。UMIKARASelectでも「若狭のへしこ」という商品があり、多くのお客様にご好評をいただいています。

へしこは、もともと冬を越すための保存食として親しまれてきた食べ物。青魚(イワシやフグ、イカなどを用いた商品もありますが、さばが主流)を塩と糠で漬け込み、1年以上の時間ゆっくりと熟成させた発酵食品のひとつです。別名「海のチーズ」とも呼ばれているんですよ。「へしこ」という名前は、料理が魚を樽に漬け込むことを「へし込む」ということに由来しているそうです。(諸説あり)

大きな樽に漬け込むへしこは、豪快なイメージですが、その味わいはとても繊細に変化します。塩加減の違い、糠とのバランスの違い、熟成時間の違い、作業人の違い。同じレシピで漬け込んだとしても、ほんの少しの違いで味が変わるのです。そのため、お店によって味は様々。UMIKARASelectの「若狭のへしこ」は、まろやかな風味に仕上がる『いい塩梅』にこだわり、さばの旨味とコクがしっかり楽しめます。へしこ初心者の方でも食べやすい、クセをしっかり抑えた味わいです。

美味しさだけじゃなく、へしこは栄養面でも優秀。へしこに使われる青魚(さば)には、血中の資質濃度を下げて、生活習慣病への予防効果が期待されるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった必須脂肪酸が含まれていますが、時間とともに酸化しやすいという弱点があります。ですが、へしこは糠の抗酸化力で防ぐので、DHAやDPAを損なわれにくいのです。また糠にはエネルギー代謝をサポートして、皮膚などを整えるビタミンB群など、各種ミネラルが豊富。さらに、魚を糠につけることで、血液上昇を抑えるといわれているペプチドの量が増加するという研究結果もあるそうですよ。

 

食べ方いろいろ、アレンジいろいろ。

へしこを美味しく食べるなら、まずは王道!ごはんに乗せる、シンプルisベスト!

これに勝るものはないかもしれません。アツアツごはんとの相性は抜群。ぱくぱく、何杯でもごはんが食べられますね。アレンジとして、もちろんおにぎりの具としても最高。混ぜご飯にするのもGOODです。


お似合いの炭水化物はごはんだけじゃありません。パンにもすごく合います。クリームチーズとへしこの発酵コンビをソフトバゲットに乗せて、カナッペ風。パーティにもおすすめのおしゃれで美味しい洋風おつまみが完成です。

さらに、アヒージョにも入れちゃいましょう。へしこの塩加減と旨味がオリーブオイルに溶け込んで、深みのある味わいに。へしこも、さらにまろやかに、食べやすさ倍増です。

美味しさも栄養も花マルな発酵食品、へしこ。アレンジも多彩に楽しめるので、いろんなシーンで活躍しそうです。

最後に、へしこってサバ1匹まるごとで売られているパターンが多いですよね。UMIKARASelectの「若狭のへしこ」も1匹まるごとの商品ですが、必要な分だけ切り分けて、残りは冷凍してしまえば、長く食べられますよ。ぜひ、お試しあれ。